2008年05月09日

映画のお話とか

みなさまGWはいかがおすごしされましたか?
てるひさんは久々まったりと何処にも行かずに
おうちでゴロゴロ過ごしてました。

PSP版『英雄伝説 空の軌跡 the 3rd』が7月24日に発売決定(NEWS)
きたー(o^▽^o)ノ
ついでに
ヴァンテージマスター(公式)
空の軌跡メンバーが出るみたいなんだけど、どーなんだろコレ。


The Chamber(AA)
たまにはえいがのご紹介。

処刑が目前に迫ったお祖父ちゃん、サムの弁護士となったサムの実の孫アダム。
初めての死刑囚担当、ほぼ敗訴確定の弁護、そして残り少ない時間。
まだ新人弁護士のアダムは限られた時間の中で、必至にサムの処刑を止めようとするが…

というストーリーです。

アメリカの最大の恥部である人種差別問題。
最近まで実際にユダヤ人や黒人を殺しても殆ど罪に問われることが無かったと言うから驚きです。
そんな白人優位の社会に根付いた思想と過激な活動。
死刑囚であるお祖父ちゃん、サムは実のところ無罪と言うわけではありません。
人種差別過激派であるクー・クラックス・クラン(wiki)の一員としてユダヤ人弁護士の事務所に爆弾を仕掛け、一緒に居た弁護士の子供達までも巻き込んで殺した一味であったことは間違いない事実なのです。

白人至上主義の思想はてるひには理解出来ませんが、それが何代も続く家系で当然として育てられ、その信念にしたがって生きてきた長い歳月が、意識の変革を拒む力がどれ程の事かを理解できるかで作品に対する印象が変わると思います。

物語自体は坦々と進んでいきます。
驚きもどんでん返しもありません。
坦々と進んでいく物語の中、登場人物たちの心境も、坦々と変化して行きます。
「死刑」と言う終着点へ向けて、それぞれがそれぞれの形に、坦々と。

死刑が駄目だとか必要だとかではなく、死刑と言う制度が与える影響の大きさを描いた…
いや、再認識というか現実を突きつけると言うか…もう一回考えてみろや?って言ってくれる作品?。

「人種差別で子供を巻き込んで虐殺」という、今の時代100人が100人死刑と言いそうな事件を、物語の進行と登場人物の心の変化、明らかにされてゆく事実や共犯者の存在などで、100人中80、70、60と坦々と減らし、多分最後の最後には100人中50人になってそうな作りが見事。

最後の最後、サムに直接関わる人たち(被害者遺族含めた)と、「人種差別で子供を巻き込んで虐殺」って事実だけをニュース等で得た一般大衆が「死刑で当然」と騒いでいる姿との温度差が、強烈な現実感を持って突きつけられる。

サムは客観的に見ると死刑で当然だと思う。
人種差別で子供巻き込んでの虐殺に加担するなんて、正直個人的には、生い立ちがどうあれ許されたものじゃないと思うし。

だけど、それでも、あの一般大衆の姿には人間の狂気を感じずにはいられない。

そしてあれはてるひ達の姿でも、あるんだよね。


まー最近何かと死刑が話題になったりしてるし、陪審員制度とかも始まるし、これは今こそ一度見ておくべき映画だと思ったので。
それ程「面白いよー!」って映画ではないですけどね。

あ、けどサムの人のスゴイ演技力は必見かも。
最近じゃ全然見れない「目で演技する人」だよ!
posted by てるひ at 16:07 | Comment(1) | TrackBack(0) | DVD
この記事へのコメント
ほーんと 陪審員って下手な宝くじより 当たる確率高いってお話。
コメント出来る頭がないから 書いてませんけどマメに見てますよ。
周りのお友達とお話しするより重い内容の話題、
ここをネタ元に 井戸端してみたり。

うん 華麗なる一族なんて見てないで
これ借りてみますよ。
っていうか 予約に入れたから直ぐ来そう。
Posted by はたちー at 2008年05月09日 20:36

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