2008年02月06日

最近のRPGにおける劇中小説の台頭について

ロスト オデッセイやってみて思ったのですが、最近RPGの劇中小説は流行りなの?

初めてこういう形の読み物に触れたのが「トラスティベル」で章の合間に語られる実際のショパンについての物語。
単純に背景の一枚絵に文字があるだけの文章で、ゲームに直接係わる内容でもなく、まぁショパンについての知識がゼロだったてるひさんには、「へー」って感じでそれなりに面白くはあったのですが、正直「だからなに?」と思わざるをえないものでした。
そして最近まで熱中していた英雄伝説空の軌跡のFC、SC共にそれぞれ劇中アイテムとして小説が存在していました。
こちらは劇中のどこかの作者が書いたと思われる普通の小説で、ゲームに直接係わりなく、別に読もうが読まなかろうが全然物語的に関係はなく、まぁ見方によってはゲームの登場人物の比喩的表現ともとれるかのような作品内容ではありましたが、重要なのはむしろこの小説アイテムが複数巻に分かれており、ものによっては完全に手に入れる機会が限られて、チャンスを逃すと2度と手に入らないという、ある意味レアアイテム的扱いで、全巻そろえると何らかの特典があるらしいアイテムでした。
そして、ロストオデッセイも「千年の夢」と言われる劇中小説が存在します。
不死者である主人公カイムが、劇中訪れる場所やシュチュエーションにより、思い出した過去の物語が小説として読めるのですが、表示方法が非常に凝っており、文字が回りながら出てきたり、涙のように落ちたり、風に飛ばされてきたかのように文字が現れたりと、文字自体が小説の内容を引き立てる演出がされています。
内容自体も、主人公である不死者カイムの悲しみや寂しさに触れ、カイムの記憶という扱いだからこそ、カイムと言うキャラクターの理解に役立ちます。


が。


これらは一体何なんだろう。
一体誰がRPGと言うゲームをやる上でこんなものを期待しているのだろう。
これが許されるのなら、別にRPGのストーリー自体小説でいいのではないだろうか。

英雄伝説は全然いいです。
あくまでも完全なオマケ要素の域を出ていませんから。

ロストオデッセイもまぁオマケっぽく、読まないなら読まなくてもいい感じではありますが、物語に密接に係わる主人公カイムの過去のお話であり、物語です。トラスティベルにいたっては章の合間にトラスティベル自体には殆ど関係の無い内容の文書を強制的に表示され、読みたくなくても表示を進める手間を強いてきます。

ロストオデッセイの「千年の夢」は本当に、非常に良くできたデジタルノベルだと思います。
ただ単に文字を並べられるよりずっと楽しいです。
これ単品でデジタルノベルとして出しても楽しめるんじゃないかと思う位、素晴らしい出来だと思います。
まぁデジタルノベルの需要があるのかどうかという問題はあるのでしょうが。

ですが

RPGがやりたくて買ったのに、なんでデジタルノベルを読んでるんだろう。

RPGも小説も、どちらも物語を楽しむもの、と言う点では共通してるとは思います。
ですが、小説は文字だけで物語を語ります。
それに絵で見て楽しむ楽しみを加えたのが漫画。
更にそれに動きと音楽や効果音で臨場感と迫力を加えたドラマや映画。
そこに現実では難しい世界観や演出等を加えたアニメ。

更にそこから分岐した形で臨場感と迫力を犠牲にし、自分自身がその物語に少なからず影響を与える事が出来るという楽しみを加えたゲーム。

って感じで、色々な要素が加えられたり削られたりと、良くも悪くも進化、分岐してきた「物語」を楽しむ媒体。
その中からRPGというゲームを選択したにも係わらず、何故原初である、物語を楽しむ為には一番単純な形式である小説という媒体で物語を楽しむ事を強要されねばならないのか

別形式の融合として、犠牲にしてしまった臨場感や迫力を補う為に挿入されるムービー等は非常に効果的だと思います。
たまに、ゲーム内の雰囲気を高める為に、短いテキストだけでの演出が非常に効果的に行われているのもあります。

ですが、どこのだれが一体RPGに小説的楽しみを期待するのでしょうか。
どんなに凝ったテキストの演出があるロストオデッセイの千年の夢でも、
ぶっちゃけコレ手抜き演出じゃん?
としか思えません。
っていうか、むしろテキストの演出に凝れば凝るほど、「そんな時間・力があるのなら・・・」としか思えません。

超美麗なグラフィックとムービー。
そして読む者を引き込む「千年の夢」という短編シナリオ。

ですが、小説形式が組み込まれてるばかりに、いったい豪華なのか貧相なのか。
何だか損した気分が拭えません。

あ、もちろん小説という表現形態を見下してるわけではありませんので。
小説には小説のよさがあると理解していますからー。
「千年の夢」自体は本当に面白いですよ。
全部見たわけではなく、最初の幾つかしか見てないんですが、不死者の苦悩や悲しみがスッゴイ切なくてねぇ・・・

だけどね
手軽に読めるはずの「面白い小説」を読むために手間のかかるRPGするのは何か本末転倒な感じするし、かといって読まずに進めてRPGとしての物語の楽しみが目減りするのも悔しいし。

まぁぶっちゃけ、時間かかりすぎる感じがしてやる気がうせるんだよぅ(;´Д`)。



>にじさん
皆殺しされたら泣けるじゃん!!
って感じの悲壮さを演出してみました!!

いや、本当は覚えやすいのをと思って、最初に思いついた平安京だけじゃ何か寂しいかと思って・・・
何となく平安京といえば皆殺しかなぁと・・・

posted by てるひ at 18:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | XBOX360
この記事へのコメント
なんで平安京と皆殺しが繋がるんだ!
その発想はどこから出てくるんだ!

英雄伝説の中の本は、オマケではあるけれど、
本編とちゃんと絡んでるじょ。
十三工房とか、守護騎士とか。
まぁ、読まなくても全く問題はない。

ちなみに、私は本系をほとんどそろえずにクリアしちゃいましたっ!
Posted by ニジーナ at 2008年02月07日 00:00
本の内容はしらんが、賭博しジャックは
3rdのミニゲームでギャンブル
(ポーカーかブラックジャック)で
遊べる。
十三攻防の本はしらんが守護岸ってーと
カーネリアのことか?愚弟よ。
なら3rdで若干絡んではくるな。
Posted by もげら at 2008年02月07日 19:50

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